2019年3月卒業生 磯村大輝さん 蒲田 航さん 東條 翼さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年3月卒業の先輩方にインタビューいたしました。

2019.2

左から蒲田先輩 東條先輩 磯村先輩です。

SSW教育課程を学修しなければわからなかった点

磯村 そうですね。子ども中心、クライエント中心って実際にどういうことかって所ですかね。実際の学校での相談員としての活動もさせていただき、自分自身の相談員としてのスタンスがフラフラで、結果、教師の方々と同じような指導を子ども達にしていた所があります。でも子どもに寄り添うとはなにかをSSWrの方々から目の前で学ばせてもらいました

つまり、ソーシャルワーカーとしてどうあるべきか、全国でSSWをけん引する方々の下で実習することで、ソーシャルワーカーの共通する基盤とそれぞれの方々にしかないスタイルを理解することができました。

上述のスタンスでは、自分はソーシャルワーカーだからこそ指導の専門家ではないことを理解し、福祉の専門家としてのクライエント中心のあり方を改めて貫かなくてはと学ぶことができたのです。あっ教師が子ども中心でないというわけではなく、それぞれの立場から子どもを支えるという考えです。

蒲田 社会福祉士の実習では、児童、高齢者、障害者、困窮者等、分野や領域が変われば、ソーシャルワーカーの対応が変わるんだと、それが専門性なんだと思っていました。しかし、SSWの指導をされている方々は皆さん根本とするところは同じだったんです。

もちろん多くの指導者の方が根本的な点(例えば、倫理綱領)をそれを大切にしているのだと思うのですが実際のSSWrのやり取りを具体的に見せていただいて、振り返りをしていただいて実感できた所です。根本の考えがあるからこそ、個々のクライエントにあった支援がしっかりできる。それを今実感しています。

SSWって新しい分野で先駆的で、福祉領域でないから、特別なソーシャルワークが必要だと思っていたのですが、根本が同じであるとする点から自分の就職先が高齢者であっても学び深いものが多くありました

ちょっと違う視点から言えば、社会福祉士の実習では病院などに言ったのですが、それぞれ歴史があることからシステム(制度)がいかに整っているかを実感しました。しかし、SSWは教育領域だから、そのようなシステムが整っていないことがありました。

とくにそれを実感したのは、社会福祉士の実習では個別支援計画等システムに頼った支援計画を立ててしまったことです。だから、いかに自分がシステムが整っていなければソーシャルワークがしにくい専門性しかもっていないのかSSW実習を通じて実感させられました。もちろん、整っていないシステムを整えていこうとするSSWrのあり方は感動でした。

逆に言えば自分が恥ずかしくなりました。システムに頼ったソーシャルワークしかできないとしたらと、今思えばゾッとするほどです。もちろん現場の指導者の方がシステムだけに頼っているというわけではなく、自分自身の力量のなさがシステムに救われたという点です。

またSSW演習では、毎回、他者の話しを傾聴できずボロボロになりながら何度も繰り返していく中で少しずつできるようになりました。いい思い出です。

東條 私の場合は、実際の面接同行と長所(ストレングス)の理解とアプローチ方法が学びになりました。もちろん演習等を通じてもそうですが実務場面で、面接での立ち位置、人により異なる声掛け方法の違い、その意味等、ソーシャルワークの具体的理解が本当のクライエント(子ども)への対応を見てできた点ですね。

私自身が家族に障がいを持つ者がおりまして、そのことを実習指導者にお話ししたときに「障がいを持つ方の家族の思いが分かる人がいるだけでも救われる人は多いですよ」と言われたときに自分自身の境遇について『そんな風に肯定的に思うことができるんだ』と、とても嬉しかったことを記憶しています。

だからこそ、さらに自分自身の研鑽が必要だと思ったほどです。

3年生の時を思い起こせば、SSWを学習するまでは、家族やその他のこと等から違う夢がありました。でも漠然としていて資格取って何に結び付けるかはわかっていませんでした。SSWを学習する中で実際に学校の相談員として勤務する機会をいただき、学ぶという面白さ(学んだことを実践に活用していく面白さ)に気づき、自分から進んで学び、それを実践に結んでいく大切さを大いに学びました

SSW教育課程の印象

磯村 やはり、米川先生の熱さですかね(笑)。多くの素晴らしい先生に指導いただきましたが、ぼくの熱い所を汲み取ってくれたのは米川先生だったと思います。

そして、気づけば自分が成長している!それは、米川先生がソーシャルワーカーというよりも教育者なんだ!と思った点です。“先生”なんだと思います!

東條・蒲田 うんうん、だよな

磯村 社会人の学習の場にも参加させていただいたときに、『どうしたら自分の考えを持ち、そうやって人前で話せるようになるか』とぼく達に聞かれた方がいました(その方のお子さんも大学生だそうで)。そのときに3人揃って『米川先生の策略です(笑)』と言ったほどです。ソーシャルワークは現場で、それを吸収するための土壌を先生が耕してくれたような気がします

蒲田 社会福祉士の実習は180時間ですがSSWは短く80時間以上です。そんな短い時間で学べるのか疑問でしたが、実際は濃すぎてびっくりでした。

SSWを学習して感動したこととは

磯村 そうですね。一番は、米川先生がぼく達を学生扱いしなかったということだったと思います。もちろん2年前の最初は学部生としての対応もあったと思いますが、実習報告会を見てもわかるように社会人の方と同じように対応下さりました。

違う言い方をすれば、学部生であるぼく達を一人の専門家として向き合ってくれたからこそ、ぼく達も学生として先生の言葉を聞いているのではなく、専門家として先生の言葉を聞いていました

そういう意味では、学生気分ではない立ち位置で、ソーシャルワークを担う立場として踏みしめる意識を育んで下さったことに感謝しかありません

いま、ぼく達学生側が自分と向き合うよりも先生方を批難してしまうことがありますが、もっと自分達と向き合ってくれる先生方をリスペクトすべきだと思います。残念でなりません。そう本当に思わせてくれた先生のお一人だと思います。

3人 そうそう

蒲田 ぶっちゃけ、自分と東條は成績が良かったから、先生方は温かく『自分達で考えてね』という対応でしたが、米川先生は、初めて自分達の課題を明確に教えてくれました。国家試験のための勉強というよりかは(国試対策もしていただきましたが)机上でなく実践につながることを指導してくれました。

それとSSWを学習する上で、周囲の先生が就職や国家試験があることから、それでいいのかと言われることがありました。ちょっと嫌味に感じることもありましたね(笑)。学会発表も2回しましたしね(笑)。

でも表面的でない先生のあり方に学ばないといけないと思ったんですよね。毎年、SSWの学習をする人は少数ですがこれまでの先輩方もそうだったんだと思います。

東條 私の一年生のときのセミナーの先生は、米川先生でした。自分は子どもだったので、大人への警戒心やうがった見方をしているところがありましたが(笑;いや友達に対しても警戒していたような…)、米川先生は自分を見て本気でぶつかってきてくれました。先生は、私の良い所も悪い所も見てくれる人でした。人生の中にそんな人はあまり存在しないと思います。

子どもだから、それが嫌だと思う学生もいたかもしれません。でも先生は最後まで私達を見捨てない存在なんですよね。

3人 そうだね~

今後の展望について

磯村 ぼくは最初は、自分の未来の姿、自分がなりたいスタイルは、米川先生みたいだなって思っていたんですが、先生にそう言ったときに後で必ず変わるよとニヤニヤされていましたが(笑)、多くのSSWをけん引する方々にお会いさせていただき分かったのは(山口県や福岡県まで学びに行きましたから)、米川先生が求めているのはそういうことではなく、ぼく自身が同じ土俵に立てるようになって米川先生とお酒を酌み交わせるようになる、つまり自分なりの良さを、スタイルを活かした専門家になることなんだろうなって思ったんです。今から、そのときのお酒が本当に楽しみです。早くそうなりたいです(笑)。

蒲田 SSWを学習したことで、実践家としてのスタートラインに少しでも近づいて卒業と就職を迎えられると思っています。今後も少しでもよき実践ができるよう研鑽していきたいと思います。

多くのSSWrの方から児童の仕事に就いてほしいって言われましたが、いつか就けるよう自分を磨いていきたいです。

東條 社会人の方々の研修にも参加させていただいたときに社会福祉士を取得している方々も、プロの方でも研修を受けていて技術を高めており、自分たちの力量がまだまだであるという発言もお聞きする経験から、私自身がもっと真摯に自分の力量を受けとめる必要があると思いました。研鑽していく楽しさと大切さを学ばせてもらいましたので、その価値を今後も継続して持っていきたいです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です