連載第6回 『連絡?連携?』
岩金俊充
みなさま
朝晩は肌寒くなりましたね。
私は、あんなに暑かった夏が恋しくて、この冬は半そで半パンで過ごそう!と決意しました。
が、やっぱ止めて、毎週末の丸刈り散髪を、6ミリから3ミリにしてみました。
#3ミリの壁
さて、4月から半年が過ぎ、「連携」を意識して支援をしていくことも増えたでしょう。
今月は「連絡と連携」についてです。
事例を通してご一緒に考えてもらいたいと思います。
#事例演習
事例1)
校内ケース会議にて、学校から「家では、認知症の父方祖母が同居しているが、両親は介護せず放置しているらしい。」との情報があったので、SSWは「市の地域包括支援センターに連絡を入れておいてください」と言った。
#Q:これは連携でしょうか?
#A:ただの「連絡」です。
■支援例:SSWは、祖父母の介護について地域包括支援センターに連絡させるだけでなく、地域包括主催で会議を開催してもらうか、要保護児童対策地域協議会の個別ケース会議にて検討してもらうように、働きかけ、具体的な祖父母の介入支援について、自らも実働できることを提案していきます。
この他、幻聴幻覚を持つ子どものケース、友だちにわいせつ行為をした子どものケース、友だちを刺傷させてしまった子どものケースについて定期購読で紹介しています。
コラムでは笑いは幸せを招くという事例について紹介もします。