よくある質問

  • SSW教育課程とSSW養成講座の違いはなんですか?

    SSW実務学習はYMCA、幅広い学習はエンパワメント!

    スクールソーシャルワーク教育課程は、YMCA福祉専門学校が実施し、修了すると日本社会福祉士養成校協会から課程認定を受けられるスクールソーシャルワーカー養成講座です。

    スクールソーシャルワーカー養成講座は、NPO法人エンパワメントが実施、認定となる講座です。

    社会福祉士または精神保健福祉士をお持ちの方は前者のほうが権威のある認定証を得ることができます。但し、スクールソーシャルワーカーの実務経験が2年間ないと実習課程の受講が必要となります。実習課程は最低限のレポートライティング能力と対話能力があることを前提にしています。とりわけ考察力は大きく求められます。講師一同、時間を掛けてでも希望者には最低限の技能形成の応援をしています。
    もちろん社会福祉士等をお持ちでない方も社会福祉士取得後に認定を受けることもできます。
    YMCAでは社会福祉士等をお持ちでない方のために独自に修了証を発行もし、履歴書に記載できるようにしています(日本社会福祉士養成校協会の発行ではありません)。

    認定社会福祉士科目の取得もこちらのほうが多いです。

    一方、後者は、教師、主任児童委員、教育相談員等、様々な職種の方でも気軽に参加できる講座でもあります。実習課程がない分、応用課程は全ての課程に参加する必要があります。前者では応用課程は半数で修了もできますが、基本的に修了生の皆様は初回参加で実務的な学習(大規模な聴講型研修ではない)の重要性を実感し応用課程には全て参加している傾向があります。

  • 基礎課程と応用課程の同時受講は可能ですか?

    はい可能です。

    応用課程は隔年で実施内容が異なりますので、できるだけご参加できるときにご参加いただくことを推奨しています。

    基礎課程および応用課程共にどちらかの開始後3年間以内に修了しなければ修了証を得ることができません。

  • 講座を休んだときの振り替えはできますか?

    単発参加でなく、課程参加(短期課程等除く)の場合はできます。

    基礎課程は2年間、応用課程と一緒の受講で最長3年間の受講期限が設けられます。

    逆に言うと、基礎課程受講時から3年以内に応用課程の修了をしないと修了証の授与は原則的にできません。

    各科目単位ごとに1限以上のお休みのある場合、基本的にその科目すべての内容を受講いただく必要があります。1限分の欠席・遅刻まで次年度振り替え、つまり1限分だけの受講で科目修了が可能です。

  • SSW実習課程の実習は土曜日や日曜日だけでも可能ですか?

    スクールソーシャルワーク実習課程は、YMCA福祉専門学校における課程です。

    学校は基本的に平日にあること、そして、土日勤務のSSWrは多くないことから平日に実習ができない場合は難しいと言えます。

    単位のためだけの実習とならないような対応もしています。

    多くのSSWrが増員された今でもSSWr個人における実習指導の負担は大きく、指導いただく方たちの温かな思いで時間を割いてくださっていることが多いことを理解し、受講を希望いただけますと幸いです。

    但し、社会人受け入れに当たり、週1日、または隔週等の実習ができるよう実習体制の整備に努めています。そのため、何十人もの実習受け入れは困難なことから必ずしも希望者が実習に行けるわけではありません。

    また最低限のソーシャルワーカーとしての技能(理論・技術・意欲等)、レポートライティング(考察力)の力量が求められます。この点は講座を通じて応援しているところでもあります。

    ぜひ学び深い実習となるよう相談していきたいと思います。

  • 認定社会福祉士専門分野科目は、旧生涯研修制度の経過措置特別研修として受講できますか?

    旧生涯研修制度に適用される経過措置期間の特別研修としての実施は各県の社会福祉士会における研修のみが認められているため当法人及びYMCA福祉専門学校のどちらの研修も対象となりません。

    但し、この頃多いのは、簡単に資格や単位を取得しようとし、その資格に見合った技能の研さんをしようと思わない方です。

    例えば「私は、こんな研修に興味がないけど単位が必要だから来た」などという発言をする認定社会福祉士を目指す方の多さです。

    そのためこのような方々は「研修なんて参加すれば単位もらえるのは当然」「レポートなんてなんで必要なの!」、さらにロールプレイでクライエント役の話しを全く聞けないことを指摘されると(クライエント役がこのような方にかなり気を遣ってるのに)「この人(クライエント役)がおかしいから、聞けない」などと学習姿勢のなさを平気で示す発言をすることがあります。そして、その中で求められる技術力やレポートライティング力のなさなどには目を向けないことが多いのです(「私は周囲からできると言われている」発言も多く)。
    このような方々がスーパーバイザー的にスーパービジョンをするのかと思うと悲しくなります。

    周囲による認定社会福祉士制度上のスーパーバイザーの苦情も多く寄せられています。
    最も多い苦情は「自分勝手なSVをバイジーに押し付ける」というものです。SVそのものを学習していない、気分や個人的経験談だけでSVを行なえると思ってしまう昔ながらの福祉観を持つ方が多いようです。一方で、バイジーへの苦情もあり、スーパーバイザーへの配慮なく、客観性がない意見を押し通す(意見を聞かない)、自分中心で日程等を決めてしまうなどがあるようです。

    研修や講座において倫理やマナーを守れない方の参加はお断りしております。

    そのためチーフ(SV)クラスソーシャルワーカーに求められる評価基準などの研修も実施しています。

投稿日:2016年5月24日 更新日:

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子どもの幸せを考え

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子どものことを考えると家庭や学校のことを考えるようになり、それらを考えていると地域や制度のことを考えるようになります。ソーシャルワーク的に生物ー心理-社会と環境モデルです。