旧生涯研修制度に適用される経過措置期間の特別研修としての実施は各県の社会福祉士会における研修のみが認められているため当法人及びYMCA福祉専門学校のどちらの研修も対象となりません。
但し、この頃多いのは、簡単に資格や単位を取得しようとし、その資格に見合った技能の研さんをしようと思わない方です。
例えば「私は、こんな研修に興味がないけど単位が必要だから来た」などという発言をする認定社会福祉士を目指す方の多さです。
そのためこのような方々は「研修なんて参加すれば単位もらえるのは当然」「レポートなんてなんで必要なの!」、さらにロールプレイでクライエント役の話しを全く聞けないことを指摘されると(クライエント役がこのような方にかなり気を遣ってるのに)「この人(クライエント役)がおかしいから、聞けない」などと学習姿勢のなさを平気で示す発言をすることがあります。そして、その中で求められる技術力やレポートライティング力のなさなどには目を向けないことが多いのです(「私は周囲からできると言われている」発言も多く)。
このような方々がスーパーバイザー的にスーパービジョンをするのかと思うと悲しくなります。
周囲による認定社会福祉士制度上のスーパーバイザーの苦情も多く寄せられています。
最も多い苦情は「自分勝手なSVをバイジーに押し付ける」というものです。SVそのものを学習していない、気分や個人的経験談だけでSVを行なえると思ってしまう昔ながらの福祉観を持つ方が多いようです。一方で、バイジーへの苦情もあり、スーパーバイザーへの配慮なく、客観性がない意見を押し通す(意見を聞かない)、自分中心で日程等を決めてしまうなどがあるようです。
研修や講座において倫理やマナーを守れない方の参加はお断りしております。
そのためチーフ(SV)クラスソーシャルワーカーに求められる評価基準などの研修も実施しています。